2020.02.27

バリオクッキングセンタ-

約10年前、スチ-ムコンベクションオ-ブンが、焼く、蒸す、炒めるが1台で出来る機械として注目を浴びていました。今では、大量調理の厨房では当たり前のように設置されています。今回のHCJ2020でも、各メ-カ-が最新のスチ-ムコンベクションオ-ブンを中心に展示・デモをしていましたが、お客様の関心は落ちているようです。

そんな中で、一番賑わっていのは、【ラショナル】ブースと【フジマック】ブースの『バリオクッキングセンタ-』です。

炒める、煮る、蒸す、揚げる、圧力調理、真空調理が1台で、自動調理出来ます!

機器の稼働率が上がり、コストパフォーマンスも上がります。

1Lごとに自動給水してくれり、揚げ物や蒸し物の場合、自動で引き上げたりしてくれます♪

 

日本では、『ティルティングパン』という、角型鍋の回転釜がありますが、製造メ-カ-が減少しているのが実情です。

スチ-ムコンベクションオ-ブンは欧州で生まれた機械ですので、スチコン文化が進んでいる欧州の厨房メ-カ-が、この『バリオクッキングセンタ-』を推し進めている流れは注目です。

 

一槽タイプは、100Lおよび150Lの2機種。

二槽タイプは、14L×2および25L×2の2機種。

二槽タイプは、左は炒め物、右は揚物のように、左右同時に別調理を制御できます。

排水は、タンクに排水栓があるので、機器が接続されている排水管に排水されます。

盛付や排油作業は、タンクがせり上がるので、手前の引き出し式台に鍋を置いて作業できます。

 

数年後、加熱調理機械は、スチコンとバリオだけが並んでいる時代が来るかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第です!