2026.01.26

マルチフレッシュ

日本では、和え物は欠かせません。

家庭では水にさらして冷やしたり、扇子や扇風機で冷やしていました。

しかしながら、大量調理の現場では、ボイルした野菜を冷ますことは簡単ではありません。

しかも、雑菌が繁殖しやすい危険温度帯を素早く通過する必要があります。

そこで登場した冷却機器が、ブラストチラーや真空冷却機です。

ブラストチラーは10℃以下まで約40分、真空冷却機は約20分で冷ますことができます。

勘違いされやすいのですが、冷凍冷蔵庫は、冷めたものを保存する機械なので、熱いものを冷ます機械ではありません。熱いものを冷凍冷蔵庫に入れると、機械に大きな負荷をかけてしまいます。

病院、学校給食、最近では保育園にも、真空冷却機またはブラストチラーの導入が進んできています。

さらに、再加熱できるブラストチラーが登場しました!

イリノックス社の加熱機能付きブラストチラー「マルチフレッシュ」です。

冷却機能だけだったブラストチラーに、保冷、保温、再加熱の機能が追加されています。

最近では、人材不足が深刻化しており、さらに労働環境改善も叫ばれております。

しかし、クックチルの導入には初期投資と運用大改造が大きなハードルになっています。

「マルチフレッシュ」の導入により、従来のブラストチラーとして冷却作業はもちろん、翌朝の食事を保冷、保存、再加熱することができるのです。

翌朝の設定時間に再加熱が完了しているので、朝の作業が軽減されます。クックチルを一部導入するだけで、出勤時間を遅らせたり、出勤人数を減らすこともできるのです。