2020.08.24

温冷配膳車

温冷配膳車とは、適時適温配膳(適切な時間に適切な温度の食事を提供)するための運搬車です。

 

病院給食の多くは、

お盆の左側に温かい食事(おかず、ご飯、汁椀)、右側に冷たい食事(和え物、デザ-ト)を配置して、

温冷を保った配膳車で各病棟に運搬されています。

温冷配膳車のおかげで、病室でも温かい食事、冷たい食事を食べることが出来るのです。

 

学校給食は、どうでしょうか?

各学校に給食設備がある場合は、お昼の提供時間に合わせて、

給食の先生が美味しい給食を作ってくれます。

 

学校給食センタ-の場合は、

複数の小中学校の給食をまとめて調理し、各学校にトラックで配送します。

保温食缶に給食を入れて運搬するか、

断熱コンテナ(保温配膳車)に食缶を入れて運搬する方法が多いです。

 

岡山市では、病院給食のように、温冷配膳車に入れて運搬しています!

給食センタ-では、配送前の温冷配膳車が待機しています。

一番上の棚が冷蔵エリア、下2段が温蔵エリアとなります。

クラス毎に配食された食缶を冷蔵または温蔵に入れて運搬します。

各学校に配送された後も電源を入れて、

冷蔵エリアを5℃にキープされた状態で待機できます。

温蔵エリアも65度にキープされた状態で待機できるので、

学校給食センタ-方式の子供達も、温かい給食、冷たい給食を食べることができます♪

市町村合併の後、学校給食センタ-化が進んでいるようですが、

給食センタ-から距離のある学校の子供達にも、

きっちりと温かい食事、冷たい食事を届ける方法の一つとしていかがですか?