2020年7月1日よりレジ袋有料化がスタ-トしました。
廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの問題から、プラスチックの過剰な使用を抑制するのが目的です。
レジ袋は、ちょっとしたゴミをまとめたりするのに便利ですよね。
小学校では、家庭で余ったレジ袋を回収して、牛乳の蓋を捨てるのに利用していたようです。
ストロ-、レジ袋などプラスチック製品は微生物分解されないため、地球上にゴミとして残ってしまうのです。
そこで、紙ストロ-に変わるところもありますが、紙はパルプ素材なので森林伐採の問題になります。
では、再生紙を使うことになるのですが、100%再生素材で作られている訳ではありません。
微生物分解出来るプラスチックの開発も進んでいるようです。
厨房機器に係る環境問題の一つとして、冷媒ガスがあります。
冷媒ガスとは、フロンガスとも呼ばれ、冷やす機能の核となる人工的に作られたガスのことです。
フロンガスは、オゾン層を破壊することが確認されており、2020年R22(HCFC)冷媒ガスが完全撤廃となります。
つまり、R22の生産が中止となるため、冷えない原因の一つである冷媒ガス漏れ修理が出来ません。
10年以上前に製造された冷ます機器には、R22が使用されている可能性があります。
現代では、塩素が入っていない環境にやさしく、熱効率も改良された代替フロン(HFC)が主流になってきています。
厨房機器に貼られている型式シ-ルには、使用されている冷媒ガスが記載されています。
冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、エアコンなど、冷やす機能を持つ機器には全て冷媒ガスが使用されています。
一度、冷媒ガス種を確認してみてください。
現在の厨房機器は10年前と比較して、機能、性能、メンテナンス性も向上しており、
ランニングコストが大幅に削減されます。
買い替えのご検討をお勧めいたします。