温冷配膳車とは、適時適温配膳(適切な時間に適切な温度の食事を提供)するための運搬車です。
病院給食の多くは、
お盆の左側に温かい食事(おかず、ご飯、汁椀)、右側に冷たい食事(和え物、デザ-ト)を配置して、
温冷を保った配膳車で各病棟に運搬されています。
温冷配膳車のおかげで、病室でも温かい食事、冷たい食事を食べることが出来るのです。
学校給食は、どうでしょうか?
各学校に給食設備がある場合は、お昼の提供時間に合わせて、
給食の先生が美味しい給食を作ってくれます。
学校給食センタ-の場合は、
複数の小中学校の給食をまとめて調理し、各学校にトラックで配送します。
保温食缶に給食を入れて運搬するか、
断熱コンテナ(保温配膳車)に食缶を入れて運搬する方法が多いです。
岡山市では、病院給食のように、温冷配膳車に入れて運搬しています!
給食センタ-では、配送前の温冷配膳車が待機しています。
一番上の棚が冷蔵エリア、下2段が温蔵エリアとなります。
クラス毎に配食された食缶を冷蔵または温蔵に入れて運搬します。
各学校に配送された後も電源を入れて、
冷蔵エリアを5℃にキープされた状態で待機できます。
温蔵エリアも65度にキープされた状態で待機できるので、
学校給食センタ-方式の子供達も、温かい給食、冷たい給食を食べることができます♪
市町村合併の後、学校給食センタ-化が進んでいるようですが、
給食センタ-から距離のある学校の子供達にも、
きっちりと温かい食事、冷たい食事を届ける方法の一つとしていかがですか?