昨年夏に運用を終えたスーパ-コンピュ-タ『京』の後継機として
『富岳』がマスコミに公開されました。
先代の『京』は、1秒間に1京回の計算ができるコンピュ-タです。
1京回の計算とは、
地球上の全人口70億人が電卓を持って集まり、
全員が24時間不眠不休で1秒間に1回のペースで計算を続け、
約17日間かけてようやく終わる勘定です。
『京』は、この計算を1秒でこなしてしまうのです。
<富士通ホームペ-ジ「3分でわかるスパコン」より>
https://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/k/column/
『富岳』は、『京』の100倍以上の性能です。
2021年度の本格運用の予定ですが、4月から試験的に新型コロナウイルス対策の研究に使われているそうです。
スーパ-コンピュ-タの開発においても中国の台頭が著しく、処理性能の世界最高をめぐり日米と争っています。
『富岳』は、富士通ITプロダクツで製造されました。
「富士山の広い裾野のように、医療や防災、貧困解消などへテクノロジ-を応用し、普及させることが目標」とのこと。
元社員としては、富士通には思い入れが強いので、頑張って欲しいです。