2020.09.28

食育

 現在を最もよく生き、かつ、生涯にわたって健康で高い生活を送る基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことが保育所における食育の目標である。

このため、保育所における食育は、楽しく食べる子どもに成長していくことを期待しつつ、次にかかげる子ども像の実現を目指して行う。

 ①お腹がすくリズムのもてる子ども

 ②食べたいもの、好きなものが増える子ども

 ③一緒に食べたい人がいる子ども

 ④食事づくり、準備にかかわる子ども

 ⑤食べ物を話題にする子ども

上にかかげた子ども像は、保育所保育指針で述べられている保育の目標を、食育の観点から、具体的な子どもの姿として現したものである。

 

『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』(厚生労働省)より

 

 

 

保育園での食育の一つに、

「スプ-ン、フォ-ク、お箸を上手に使えるようになる!」

があります。

彼または彼女の箸の使い方が上手だったら、ポイントUPしませんか?

 

人間の関節は心臓に近い場所から動かせるようになるそうです。

<0歳>まずは肩ですので、道具を上手く使うことが出来ません。

    保育士さんに食べさせてもらいます♪

<1歳前後>肩と肘が動かせるようになるので、スプ-ンを上から握って食べます。

<2歳前後>手首が動かせるようになるので、スプ-ンを下から握って食べれます。

<3歳前後>【鉛筆持ち】で食べれるようになりますが、静的3点握りです。

<4歳前後>指が動かせるようになるので、動的3点握りの【鉛筆持ち】が出来るようになります。

<5歳前後>箸が扱えるようになります。

 

早い成長速度に合わせるだけでも大変ですが、

先生方は、それぞれの子供達の発育・興味・食欲に合わせて、成長の手助けをしてくれているのです。

 

厨房に携わる弊社としましても、食育のお手伝いが出来るものが無いか模索中です!