現在を最もよく生き、かつ、生涯にわたって健康で高い生活を送る基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことが保育所における食育の目標である。
このため、保育所における食育は、楽しく食べる子どもに成長していくことを期待しつつ、次にかかげる子ども像の実現を目指して行う。
①お腹がすくリズムのもてる子ども
②食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に食べたい人がいる子ども
④食事づくり、準備にかかわる子ども
⑤食べ物を話題にする子ども
上にかかげた子ども像は、保育所保育指針で述べられている保育の目標を、食育の観点から、具体的な子どもの姿として現したものである。
『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』(厚生労働省)より
保育園での食育の一つに、
「スプ-ン、フォ-ク、お箸を上手に使えるようになる!」
があります。
彼または彼女の箸の使い方が上手だったら、ポイントUPしませんか?
人間の関節は心臓に近い場所から動かせるようになるそうです。
<0歳>まずは肩ですので、道具を上手く使うことが出来ません。
保育士さんに食べさせてもらいます♪
<1歳前後>肩と肘が動かせるようになるので、スプ-ンを上から握って食べます。
<2歳前後>手首が動かせるようになるので、スプ-ンを下から握って食べれます。
<3歳前後>【鉛筆持ち】で食べれるようになりますが、静的3点握りです。
<4歳前後>指が動かせるようになるので、動的3点握りの【鉛筆持ち】が出来るようになります。
<5歳前後>箸が扱えるようになります。
早い成長速度に合わせるだけでも大変ですが、
先生方は、それぞれの子供達の発育・興味・食欲に合わせて、成長の手助けをしてくれているのです。
厨房に携わる弊社としましても、食育のお手伝いが出来るものが無いか模索中です!